昨年、和歌山田辺ドローンスクールを卒業いただいた、お客さまから

ご近所の小学校の田植えイベントを空撮を交えて撮影したいとのご相談がありました。

そこで、実際の運用のお手伝いをちょっとしてきました。

作成した動画は、小学校様に収められたそうです。

今回みなさんに全編ご紹介したいのですが、個人情報保護の観点から、個人が特定できないように問題ない部分を動画の部分部分を切り取ってご紹介させていただきます。(ぜひ、小学生のみなさんのリアクションを見ていただきたかったのですが残念です。)

 

今回の撮影にあたり、ご準備されていたものは

 

~道具編~

○機材

空撮用ドローン DJI MAVIC 2 ZOOM

地上撮影    DJI OSMO POKET

長靴(笑)

○編集機材

画像編集ソフト adobe premiere elements

 

~運用準備~

○実際の圃場(たんぼ)の現状確認

○児童のみなさんの動き確認

○飛行に関する障害物の確認

○離着陸場所選定

○飛行空域地権者の許可

○事前フライト練習

○航空法第132条に定める「飛行禁止空域」における飛行や同132条の2に定める「飛行の方法」によらない飛行を行うための許可承認手続き(ご自身でドローン情報基盤システム:通称DIPSにて申請済。スバラシイ!)

 

~撮影当日の流れ~

1.当日は朝方まで雨が降って上がる予報ではありましたが、「雨が残っていたら飛行しません」と事前に確認

2.撮影前の打ち合わせ

動画の完成は「小学生の田植え体験」がメインテーマなので、小学生のリアクション多めに地上班ががんばろう!

空撮部分はどんなカットが必要かをスタッフで確認、ドローンが一番人に近づくタイミングを共有。

(私も飛び入りで地上撮影班と撮影対象者との距離を伝える係を合わせて拝命いたしました)

そんな中、雨も止みまして、私も多少の飛行アドバイスと、地上カメラ係と安全運航管理者業務のお手伝いをさせていただきました。

※お試しフライトでMAVIC2ZOOMのズーム機能を活用すると被写体との距離を取りつつ田植えをしているイメージが伝わりやすいと事前に画角確認も済ませていただいてました!

3.撮影

いよいよ撮影開始。最近のお子様はビデオ慣れしているんでしょうね!すごくいいリアクションしてくれます。

 

ドローン空撮では、手で田植えをする、不ぞろいな個性あふれる植え方を捉えて大満足。

田植え後に撮影されていましたが、機体からの吹きおろしでうまくいかず、カメラを傾けて防止しようと試行錯誤されていました。

たんぼに入ったあとでは綺麗な鏡面にはどうしてもならず、しばらく間おけばもっと雰囲気よくなるなと改善研究も!

 

4試写会&編集

撮影修了、撤収後

取れ高どうですねぇ、使えるのどうかなぁとかワイワイいいながら確認、使いたいイメージを持って撮影されていたので、ここ使えるね!などなどざーっと見させていただいて、編集開始。

もうこちらがアドバイスすることもなく編集されていっていましたし、キチっとしたクオリティより児童のみなさんのリアクション重視だったのも私も同意見で、後でわーわー言わせてもらってました(笑)

 

 

ドローンスクール卒業のお客さまが実際の安全運用を身に着け、動画作成を通じて、お客様の係るみなさんが笑顔になっていただけて、

私も非常にうれしく、感激です!!

撮影おつかれさまでした~~